カカオモビリティによる、初の海外企業買収となる。スプリットは、これまで統一されていなかった世界のモビリティサービスを統合し、平素自国で使っているアプリで世界各地での移動が可能なよう連動するビジネスモデルを持つ。現在は配車サービスやマイクロモビリティ、公共交通に関連したサービスを提供している。
スプリットの提携先は、米配車大手「ウーバー・テクノロジーズ」やシンガポールの同業「グラブ(Grab)」、中国旅行予約サイトの「トリップドットコム・グループ」など、主要なプラットフォーム事業者だ。アジアや欧米、中東など約150か国の20億人が、これらのサービスを利用している。
今回の買収を通じてカカオモビリティは、海外における需要の取り込みやサービス事業者が持つネットワークの確保が容易にできるようになり、いっそう強化された海外への直接進出戦略を展開できるようになった。
さらに同社は、スプリットが築いてきた欧州のタクシー業界のネットワークを活用できるのはもちろん、中国のアウトバンド需要に対応することも可能となった。
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