「映画『ブラザーフッド』以降、軍隊に行く心の準備をしてきました。だからか、特に動揺はないんですが、周囲の人たちは僕のことを気の毒に思うみたいです」
ウォンビン の最新ニュースまとめ
軍隊に行くと宣言しながらも令状が来ず、次の作品「マイ・ブラザー」にも出演し、その後も待つ時間が続いた。
「入隊の日が確定しなくて、もう1作品できるだろうと思っていたんですが、時期が重なって作品に入ることができませんでした。ファンには申し訳なく思っていますが、写真集を通じてあいさつできたのでそれだけでもよかったと思っています」
作品を待ちながら髪の毛を伸ばしたため、もうすぐ短くなる頭がなぜか気の毒に感じられる。若い男の人生は入隊前と入隊後に分かれるが、これまでの自分についての評価を聞いてみた。
「これまでよくやったとしても、よくやれなかったとしても、後悔が残るのは同じだと思います。足りないところがあれば、1つ1つ補っていかなければなりませんね。なので軍で過ごす時間には期待もしています」
軍隊では、「俳優ウォン・ビン」ではなく「人間ウォン・ビン」として多くのことを学んでいきたいという。
「物心がついてから俳優としてだけ生きてきたので、むしろ平凡なことは体験できませんでした。今じゃなくていつこのような経験ができるでしょうか。2年間を大切な時間にしたいです」
家族や親しい人たちから最も多く聞く言葉は、「ご飯を食べよう」だそうだ。
「母も、末っ子をいざ軍隊に送るとなるとかわいそうに思うのか、おいしいものをたくさん作ってくれます」と明るく笑った。
ウォンビンさんは特にチャン・ドンゴンさんに感謝の気持ちを伝えた。
「『ブラザーフッド』を撮りながら、ドンゴン先輩からは多くのことを学びました。言葉少ない2人ですがそれなりに多くのことを話しましたね。映画が終わった後も、いつもちゃんとやっているかと気遣って励ましてくれました。僕にとっては本当にありがたい先輩ですね」
2年間社会と隔離されるためか、ファンも最近になって非常に多くの手紙やプレゼントを送ってくれるという。
「1つ1つ心が込もっていて、とてもありがたいです。ファンはいつも力になってくれるんです。もう1作品出せなかったことが残念ですが、除隊後さらに成熟した姿で会うことを約束します」
ウォン・ビンは29日、江原道春川の102補充隊に入所する。
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