北朝鮮版”イスカンデル”短距離弾道ミサイル(SRBM)1発をトンチャンリ(東倉里)付近から東の海上(日本海側)に向けて発射したのは、8日ぶりだ。
韓国合同参謀本部はこの日「韓国軍は午前7時47分ごろ、ファンヘブクド(黄海北道)チュンファ(中和)付近から東の海上(日本海側)に発射した短距離弾道ミサイル2発を確認した」と明かした。その上で「追加での発射に備えて、監視および警戒を強化している中、米韓間で緊密に協力しながら万全の態勢を維持している」と強調した。
合同参謀本部によると、この日北朝鮮が発射した弾道ミサイルはそれぞれ約37キロを飛行した後、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下。ハムギョンド(咸鏡道)・キルチュ(吉州)郡・ムスダンリ(舞水端里)付近の無人島「アル島」側に飛行したと伝えられた。無人島「アル島」は、北朝鮮のミサイル実験発射の主要弾着地点となっている。
これを受けて、詳しい性能や追加での挑発行為についても米韓情報当局が総合的に精密分析を進めている。
合同参謀本部は「北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射は、朝鮮半島をもちろん国際社会の平和と安定を脅かす重大な挑発行為」とし、「国連安保理決議を明白に違反している点を強く糾弾し、このような行為をすぐに中断するよう追求する」と明かした。
北朝鮮は、米韓合同演習「フリーダム・シールド(自由の盾)」と、これと関連した実技合同訓練に反発して挑発を続けている。去る21~23日にも水中ドローン形態の核魚雷と評価される「核無人水中攻撃艇」の実験を行っていた。
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