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今月5日に公開された正統派ロマンス『私の頭の中の消しゴム』で、アルツハイマーに侵されるスジン役を演じたソン・イェジンは、オ・ギファン監督のコメディ映画『作業の定石』に出演する。ソン・イェジンはすでに契約書にサインを終え、あとは相手役の男優が決まり次第、撮影に入る予定だ。
2001年イ・ジョンジェとイ・ヨンエ主演の『ラスト・プレゼント』を撮ったオ・ギファン監督が、3年ぶりにメガホンを取る『作業の定石』は、ロマンチックコメディで、なによりソン・イェジンのコメディ初挑戦に大きな期待が寄せられている。
ソン・イェジンは『作業の定石』で、金持ち男を退治する通称“女仕事人”になり、プレイボーイと一歩も譲らぬ恋の駆け引きを展開する。ソン・イェジンは映画『初恋射手決起大会』の、ビキニ姿でチャ・テヒョンを誘惑するシーンで、キレのあるコミカルな演技を少しだけ披露したが、今回の作品はよりコメディ色が強くなっている。
ソン・イェジンが6つ目の作品としてこのコメディ映画を選んだ理由に、『ラブストーリー』『永遠の片思い』『初恋射手決起大会』、そしてチョン・ウソンと共演した『私の頭の中の消しゴム』と、演じてる役柄は違っても、全て純粋な愛という似かよった内容のロマンス映画ばかりだったからだ。
ソン・イェジンは『私の頭の中の消しゴム』撮影後、「周囲から、どうしてずっとロマンス映画ばかりに出続けるかと言われた。ひとつの作品を終えると、次の作品ではラブストーリーをもっと上手く表現できるのではないかと思い、欲が湧いた」と明らかにした。しかし、イメージの偏りを意識したソン・イェジンは、物静かで清楚なキャラクターから脱皮し、コミカルで親しみやすいイメージへ変身することを選んだ。
『私の頭の中の消しゴム』公開後、最初の週末で観客65万人を突破し、好調なスタートを切ったソン・イェジンは、新作『作業の定石』で“厚かましくも憎めない女”へ生まれ変わる。
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