ゲイツ氏は31日(現地時間)、最近ロンドン市内で英スタートアップ企業“ウェイブ(Wayve)”が開発した自動運転車に乗った体験記を自身のブログにあげた。
ゲイツ氏は試乗の体験について「幻想的だ」と言及し「この車は、運転環境の最もよくない場所の一つであるロンドン市内にわれわれを連れて行った」とつづった。つづけて「この車は、全ての交通渋滞を避けていった」とし「このような車の中にいるのは、少し非現実的に感じた」と感想をつづった。
ゲイツ氏の乗った車両は完全な自動運転車で、ゲイツ氏は助手席に座った。試乗には安全のため運転者も搭乗し、運転者が幾度か制御もした」とつづった。
ゲイツ氏は「自動運転車技術は今後10年以内に『劇的な転換点(tipping point)』に到達するだろう」とし「運転手段に大きな変化をもたらすだろう」と予測した。
つづけて「自動車が本当の意味で自動運転車になれば、PCが事務所の業務を変えたように、自動運転車は運送手段を劇的に変化させるだろう」と楽観した。
また「自動運転車が人々の時間を節約することはもちろん、高齢者や障害者たちも(家の外に)出かけるのに役立つだろう」と期待した。
ただゲイツ氏は「長距離トラックや配達・タクシー・レンタカー用が、個人用車両より先に出てくるだろうと思う」とし「個人に普及するまでには数十年がかかるだろう」と展望した。つづけて「そのようになれば、自動運転車の価格は結局一般車両より下がることになるだろう」と見通した。
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