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最近、韓国大統領室の関係者は「わざと人を変えるというより、その都度必要な場合に変えるというのが尹大統領のスタイルだ。来年は総選挙もあるため、自然に交代する人が出てくるしかない」と述べた。
大統領室内外では外交・安保ラインの交代をシグナルと受け止めている雰囲気だ。これまでキム・イルボム(金一範)儀典秘書官、イ・ムンヒ外交秘書官が交代したばかりだったが、先月29日にはキム・ソンハン(金聖翰)安保室長まで辞任した。尹大統領の訪米日程を調整する中で発生した報告漏れが、交代に影響したとの見方も出ている。
内閣も外交・安保ラインを中心に交代する可能性が高いという観測が出ている。来年の総選挙出馬が予想されるパク・ジン(朴振)外相とクォン・ヨンセ(権寧世)統一相が優先的に言及されている。北朝鮮の無人機が領空を侵犯した事件で批判を受けたイ・ジョンソプ国防相の名前も出ている。ここに政治家出身のチュ・ギョンホ(秋慶鎬)経済副首相兼企画財政相、ウォン・ヒリョン(元喜龍)国土交通相も総選挙の出馬が予想されているという。
ひとまず大統領室は外交・安保ラインを再整備し、金安保室長辞任の影響を最小化することに力を入れている。尹大統領は金前室長の辞任直後に、チョ・テヨン(趙太庸)駐米大使を新任国家安保室長に任命し、チョ・ヒョンドン(趙賢東)外務省第1次官を駐米大使に内定した。
ただ、安保室長の辞任が突然であったため、政権内部に不協和音があるのではないかとささやかれている。詳しい説明が必要だとの意見も出ている。
安保室長の辞任について、韓国日報は先月31日付の社説で「金前室長の辞任理由について、解雇説から権力闘争説まで、さまざまな未確認の情報が流れている。明らかな事実は外交安保のコントロールタワーであり、米韓首脳会談の準備責任者だった人が突然交代したことこそ、政府内部の混乱を端的に表している」と指摘した。
同日、国民日報の社説では「大統領室は国民の不信をなくすためにも、今回の事態の真相を詳しく説明しなければならない」と求めた。
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