北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)=(聯合ニュースTV)
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)=(聯合ニュースTV)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は2日に出した論評で、韓米の合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」と合同上陸訓練「双竜訓練」に強く反発し、「(北朝鮮が)核攻撃力を備えている事実を決して忘れてはならない」と強調した。 論評は「わが共和国との全面戦争を想定し、13日から11日間という歴代最長の大規模合同軍事演習『フリーダムシールド』を強行した米国と南朝鮮(韓国)の戦争狂気は連合上陸訓練『双竜』に突入してから絶頂に達している」と指摘。「米国と傀儡(かいらい)たちがわが共和国に対し軍事的な挑発を仕掛けている以上、われわれの選択もそれに相応する」とし、「必ず代価を支払うことになるということを肝に銘じなければならない」と威嚇した。 また、韓米が6月に同盟締結70周年を記念して推進している「連合合同火力撃滅訓練」などを取り上げ、「わが人民と軍隊に戦争の惨禍をもたらした1950年6月を思い出させている」と批判した。
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