「模範タクシー2」のイ・ジェフンが「ブラックサン」を巡る疑問死の復讐(ふくしゅう)代行に着手した。
韓国ドラマ「復讐代行人2~模範タクシー」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想
1日に放送されたSBS金土ドラマ「模範タクシー2」12話(視聴率18.3%)ではキム・ドギ(イ・ジェフン)がオン・ハジュン(シン・ジェハ)と関連性が疑われるクラブ「ブラックサン」の実体を綿密に暴くためにガードの身分で偽装就職、醜悪な犯罪を目撃する姿が描かれた。
警察署に連行されたドギは、「ブラックサン」と結託した不正警察によってクラブ職員へのセクハラの濡れ衣を着せられ、留置場に閉じ込められたが、先立って「ブラックサン」の屋上でドギが助けた記者のキム・ヨンミン(ペク・スジャン)によって助けられた。 ドギが「ブラックサン」ガード長(イ・ダル)から暴行を受けていた光景を撮影中だったキム記者がその時の様子をカメラに撮って証拠として提示し、嫌疑なしを立証したのだ。 そしてキム記者はドギに「これ以上『ブラックサン』の近くをうろつくな」と忠告した。
事実、「ブラックサン」の実際の社長は、クムサ会幹部で警察高位職のパク・ヒョンジョだった。 しかし、これを知らない模範タクシーチームは徹底的にベールに包まれている「ブラックサン」の社長の正体を突き止めるため、再び潜入することを決めた。
ガードとしての業務を始めたドギはVIP客に指名され、いわゆる「マーキング」という業務を与えられた。 ガード長は、ドギーに客をマークする代わりに、ドギに与えられたガードナンバーと同じ数字が書かれている酒瓶を守るのが業務だと説明した。 高価な酒がドギの主人であるわけだ。 これに対し業務を遂行するためVIPルームに入ったドギは富裕層のぜいたくと享楽がつながりあう「ブラックサン」の実態に舌を巻いた。 この時、オン・ハジュンがVIP客の連絡を受けて「ブラックサン」に入る姿が描かれ、ドギとオン・ハジュンが出会う危機に置かれ緊張感が高まった。 しかし、新入ガードの身分でVIP客を相手にすることになったドギを嫉妬した先輩ガードがドギを呼び出して業務を横取りした後、VIPルームに代わりに入り、ドギはオン・ハジュンに生存の事実がばれなかった。
ドギは先輩ガードの代わりに「デリバリー」というまた別の業務を引き受けることになった。 体が支えられないほど酔った女性客をどこかに連れて行く「デリバリー」業務。 ドギはわけが分からないままハンドルを握り、残りのガードたちは女性が起きているように自然に車の後部座席に乗せた。 この時、走行中だったドギを妨害しようとするキム記者が現れ、わざとドギの車に衝突し結局両車は路肩で止まり、キム記者は残りのガードが気を失った隙に「女性を早く病院に連れて行かなければならない」としてドギを急かした。 そして病院に運ばれた女性の体からは麻薬が検出された。 この時、病院側の通報を受けて警察が出動したが「ブラックサン」と結託した問題の刑事たちが現れ、被害女性をむしろ麻薬事犯として緊急逮捕して再び事件を隠蔽(いんぺい)してしまい視聴者の“怒り指数”を引き上げた。
1年前、キム記者は親しくしていた麻薬班のチェ刑事(チャン・インソプ)に「ブラックサン」の麻薬流通に関する情報提供をした。 チェ刑事の捜査結果を受けて記事を出すことを約束したキム記者はある日、チェ刑事からの思いがけない電話に出た。 チェ刑事はキム記者に「今、私が信じられる人は兄さんしかいない。 もう一つだけ確認したら兄さんのところに行く」という言葉を残した後、冷たい遺体で発見された。 チェ刑事の死は自殺で終結し、これに疑問を抱いたキム記者は再捜査を要求したが受け入れられなかった。 さらに「ブラックサン」の操作と陰謀によって濡れ衣を着せられ、マスコミから追い出されたのだ。 ドギはチェ刑事事件の再調査のために死まで覚悟したというキム記者の切ない告白を聞いて、キム記者の家にムジゲ模範タクシーの連絡先を残した。
ムジゲ模範タクシーチームが追っている実体とキム記者の依頼がつながった。 しかし、オン・ハジュンによってドギが死の入り口まで行っただけに、前面に出て復讐代行をすることもまた負担になる状況だった。 それでもムジゲ模範タクシーチームは危険を冒してキム記者の依頼を受け入れ「ブラックサン」とオン・ハジュンのつながりを探すと同時に謎の死に遭ったチェ刑事の復讐のために運行を始め、戦慄(せんりつ)を与えた。 これに対し、ドギと模範タクシーチームが「ブラックサン」に向けた真の教育に成功できるか注目される。
一方、「模範タクシー2」は最高視聴率21.6%、首都圏19.4%、全国18.3%、20497.5%で再び自己最高視聴率を更新し、ブレーキのない興行疾走を続けた。 これで「模範タクシー2」は先週一週間放送された全番組を通じてすべての視聴率指標で1位を占め、独歩的な記録を続けている。 (ニールセンコリア基準)
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