イ・ドングク の最新ニュースまとめ
先ごろ、大韓サッカー協会が八百長によって除名された関係者らの赦免を電撃発表し、物議を醸したことで撤回措置を取ったが、この責任を取り辞任を決定した。
イ・ヨンピョは3日、SNSを通して「先週、サッカー協会の懲戒赦免に関連して取締役会の通過を防ぐことができなかった責任を取り、副会長の職を退く」と発表。続けて「良い行政は、十分な反対意見と多数の声を通じて作り上げるものだという”当たり前の事実”を改めて認識し、サッカー協会の一員としてサッカーファンの叱責(しっせき)を重く受け止める」と明かした。
また、イ・ドングクもSNSで辞任を発表。「サッカーを愛するサポーター、同僚や先輩・後輩、そして関係者の方々に深くお詫びする」と謝罪し、「ことし2月に副会長に就任し、業務を学んで把握する時期であり、内部的にかなりの部分が進行される案件だったが、元プロ選手の経験を自信を持って話し(赦免の議決を)止めることができず、責任を感じている」と説明した。
続けて、イ・ドングクは「元選手としていただいた多くの愛を行政でお返しするという希望を胸に協会に入ったが、副会長として任務を果たすには至らない点が多かった」とし、「責任を痛感し、副会長の職を退く」と明かした。
これに先立ち、大韓サッカー協会は不正行為で懲戒を受けた元・現役選手、指導者、審判など100人を対象に「赦免することを議決した」と発表した。2011年、プロサッカー八百長に加担して除名された選手50人のうち48人も今回の赦免対象に含まれたが、性暴力・セクハラなどの問題を起こした人物は赦免審査から除外された。
大韓サッカー協会は「昨年達成した『ワールドカップ10回連続出場』の成果と『カタールワールドカップ16強進出』を祝い、サッカー界の和合・新たなスタートのために赦免を提案した現場の意見を反映した」と明かしていた。
また「長い間、自粛して十分に反省したと判断されるサッカー関係者に再度チャンスを与える趣旨もある」と説明した。
一方で、大韓サッカー協会は「今回の赦免により、八百長に対する協会の基本的な立場に変化はない。この点で誤解を受けないように鋭意注視する」とし、「全試合で八百長事件が再発しないように予防、監督を徹底していく」とした。
その後、この決定は大きな議論を呼んだ。ワールドカップの成果が不正行為者への赦免につながるのか、適切な説明ができず、さらに名簿公開もせずに”疑惑の視線”が向けられた。
結局、大韓サッカー協会は臨時理事会の開催を決定し、「今回の決議に対して大きな懸念が提起されている、迅速な再議論のため(理事会を)開催することになった」と釈明した。
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