メジャーゴルフ大会「マスターズ」の開幕を控えた米ジョージア州・オーガスタのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ入口付近には毎日、チケットを求めるゴルフファンの姿があると韓国メディアが報じた。
3日(現地時間)午前6時30分、オーガスタダウンタウンにあるアメリカズ・ベストバリューホテル前の道路には中年男性が「I Need Golf Tickets(ゴルフチケット求む)」と書かれた紙を持って立っていた。アラバマ州から来たというこの男性は、ホテル駐車場で会った韓国メディア「イーデイリー」の記者に「余っているチケットはありませんか?」と声をかけてきたという。
また、ゴルフ場に近づくにつれて、「チケット求む」の紙を持ったゴルフファンはさらに増えていく。走行する車に向けて紙を揺らし、「マスターズ」のチケットを手に入れようと必死だ。
一方、米ゴルフ専門メディア「GOLF.com」が先ごろアンケートを実施。ゴルフファンが最も好きな”4大メジャー大会”で、「マスターズ」が1位に選ばれた。回答者の86.2%が「最も好きな大会」として「マスターズ」を選び、続いて「全米オープン(6.6%)」、「全英オープン」、「PGAチャンピオンシップ(1%)」の順だった。
「マスターズ」の試合を”見たい”理由は、入場を制限してきた同大会だけの”伝統”にある。別のメジャー大会も入場チケットを手に入れるのが難しいのは同じだが、「マスターズ」の”争奪戦”は群を抜いているのだ。
「マスターズ」観戦を”バケットリスト(生きているうちに自分がやりたいことリスト)”と答えたゴルファーも全体回答者の78%に達した。それだけ「マスターズ」に対するゴルフファンの愛情は深く、別の大会より何倍も熱い。
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