ハ・テギョン議員室は5日、公式チャンネルを通じて「協会が奇襲赦免で波紋を呼んだ中、対象者のリストを電撃入手した」と伝えた。
協会は先月28日、第2回理事会を通じて懲戒中のサッカー人100人赦免決定を発表した。2011年、プロサッカー八百長に関わった48人を含め、各種不正行為を犯した元・現役選手、指導者、審判、団体役員などだった。
ウルグアイ戦の開始1時間後に迫った奇襲赦免は多くの議論を呼んだ。また、「八百長」というタイトルだけを掲げただけで、残りの52人の赦免対象者名簿も公開しなかった。
メディア、ファンの反発が激しくなると協会も退いた。臨時理事会を開き、3日後に赦免決定を撤回した。チョン・モンギュ会長は「結果的に思慮に欠ける判断だった」とし「サッカーファン、国民の皆さまに大変ご心配をおかけしてしまい、深くお詫びする」と謝罪した。
ハ議員側は「文化体育観光部(部は省に相当)と協会から提出された赦免対象者リストによると、八百長関連者48人の他にも金銭不正8人、選手・審判に対する暴力5人、実技テスト不正行為4人などが追加公開された」と説明した。
また「特に金銭不正で無期限の資格停止処分を受けた8人は、当時協会の内部・外部で起きた超大型不正事件と関連した可能性が高いという疑惑まで提起された」と付け加えた。
ハ議員側は「2017年に協会の元・現職役職員12人が不正な法人カード使用で刑事告発された」として「この内4人が赦免対象者に挙がった可能性がある」と問題を提起した。また、「2010年に除名された赦免対象者10人も当時大きな議論になった賄賂(わいろ)審判不正事件と関連があるものと見られる」と述べた。
この他にも昨年懲戒処分を受けて、期間が1年足らずの8人も赦免対象に含まれたという。ハ議員側は「類似事例の再発防止など懲戒の目的と効果を確認する時間もなく、無差別的な赦免を断行した」と批判した。
最後にハ議員は「今回の『奇襲赦免事態』を通じて、協会がどれほど閉鎖的な環境で放漫な運営をしてきたのか明白に明らかになった」とし、「今後、協会は透明で公正な運営を通じて、国民の信頼を回復するのに最善を尽くさなければならない」と述べた。
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