金浦FCは6日、キョンギド(京畿道)金浦のクラブ事務室でユース選手の自殺と関連した記者会見を開いた。記者会見に出席したソ・ヨンギル代表取締役は「人事委員会で辞職届を提出した監督、コーチと、提出しなかったコーチまで計3人を全員解任した」と明らかにした。
ソ代表取締役は「昨年の契約延長当時、ユースサッカー団運営で物議を醸し、民事・刑事的責任などで社会的指弾になる場合、その他に団長が必要だと認める場合には解任ができるようにした」とし「この3つの事項により、懲戒委員会を開いた」と述べた。
さらに「すべての叱責(しっせき)の矛先は、私だけにしてほしい」とし、「謝罪する気持ちで代表職を退く」と明らかにした。
ソ代表取締役は「昨年の事件発生当時、誰でも過ちがあれば強い処罰をすると遺族の方に話した」とし「調査の権限があるスポーツ倫理センターと警察の調査を厳重に見守った」と述べた。
また「調査結果の発表が遅れて(クラブの措置が)遺族の期待に及ばなかった点をクラブ代表、責任者として非常に遺憾に思う」と話した。
これに先立ち、金浦所属の10代ユース選手A君は昨年4月27日午前2時ごろ、金浦市の寮で自ら命を絶った。A君はSNSに指導者たちの言葉の暴力やチームメイトたちのいじめを主張する遺書を残していたという。
その後、A君の両親はクラブの措置が取られていないとして、仁川地裁に金浦FCの高等チームと中等チームの営業停止仮処分申請を出した。
一方、金浦FCユースチームの監督と2人のコーチは前日、児童福祉法上の児童虐待容疑で書類送検された。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 2