LG CNSは昨年12月、MSとの契約に基づき、MSのクラウドプラットフォーム「マイクロソフト・アジュール(Azure)」を活用した人工知能(AI)やERP(統合基幹業務システム)など、多様な分野にわたるデジタルトランスフォーメーション(DX)事業の推進に向けた協力について議論を進めていた。
今回2社は「アジュール・オープンAIサービス」のための新たな協力方針について合意した。「アジュール・オープンAIサービス」が提供する対話型ソフト「チャットGPT」など、AI技術による新たなサービス開発を行う点が中核となる。
LG CNSは今回、データ分析やマシーンラーニング技術などを基盤とした生成系AI分野の事業拡大も手掛ける方針だ。これに向けMSと共にAIやクラウドの専門家などを集め、AIサービスの開発専門チームを立ち上げる。LG CNSは手始めにAIコミュニケーションセンターサービス(AICC)などのサービス開発を担当する一方、MSは技術諮問および支援を行うとしている。
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