”アジア人初”EPL「100号ゴール」のソン・フンミン、「ゴールデンシュー」のプレッシャーに打ち勝つと宣言(画像提供:wowkorea)
”アジア人初”EPL「100号ゴール」のソン・フンミン、「ゴールデンシュー」のプレッシャーに打ち勝つと宣言(画像提供:wowkorea)
イングランド・プレミアリーグ(EPL)で個人通算100号ゴールを決めたトッテナム所属のソン・フンミン(30)が、「ヨーロッパ・ゴールデンシュー(ヨーロッパ各国のサッカーリーグの選手のうち、シーズンで最も多くの得点を挙げた選手に与えられる賞)」のプレッシャーに打ち勝つと宣言した。

ソン・フンミン の最新ニュースまとめ

 ソン・フンミンは去る10日(日本時間)、英メディア「ロンドン・イブニング・スタンダード」を通して公開されたインタビューで「昨シーズンは幻想的だった」とし、「得点王になったことは、僕に大きな自信を与える魔法のような瞬間だった」と振り返った。また「新シーズンがスタートし、サポーターたちは『ソニー(ソン・フンミンのニックネーム)が”ゴールデンシュー”を手にした!』と話し、また新たな活躍を期待してくれている」とし、「以前よりも注目を浴びるようになったが、これは同時に多くのプレッシャーを受けることでもある」と言及。

 「このようなプレッシャーは好きだし、それは僕らがプレーする理由でもある」としたソン・フンミンは、「僕はまだパーフェクトな選手ではない。いまも成長中」と強調した。

 一方で、今シーズンは得点力が落ちていることについて弁明しなかった。

 ソン・フンミンは「弁明しようとしたら、いろいろな理由を探せるが、僕は『あれは僕の本当の姿ではない』と言い訳するタイプではない」とし、「最高レベルに到達していないことについて、弁明はしたくない」と言い切った。

 今後の活躍に対する”期待”と”自信”についても話したソン・フンミンは「リーグ最後の8試合は、僕とチームにとって非常に重要な試合になるだろう」とし、「(ブライトン戦でゴールを決めたように)確実なプレーを見せたいし、より良いプレーを見せたい。ゴールも重要だが、可能な限り良い方法、そして多くの方法でチームを助けたい」と強調した。

 これに先立ち、ソン・フンミンは去る8日(現地時間)、英ロンドンのトッテナム・ホットスパースタジアムで開かれた「ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン」との「2022~2023 イングランド・プレミアリーグ(EPL)」第30節で、相手に1点リードを許していた前半10分にゴールを決めた。トッテナムは、ソン・フンミンの先制ゴールと後半のハリー・ケインによる決勝ゴールで、2-1で勝利した。

 この日のゴールは、ソン・フンミンにとって今シーズン・リーグ7号ゴールであり、EPLで記録した通算100号ゴールとなった。

 ソン・フンミンは2015年8月、ドイツ・ブンデスリーガ「バイエル・レバークーゼン」を離れてトッテナムに入団。わずか1か月後の9月20日、「クリスタル・バレス」との第6節でEPLデビューゴールを記録した。この試合を皮切りにEPL260試合目で100ゴール(50アシスト)を達成。シーズンとしては8シーズン、2757日で英EPL「100号ゴール」を記録した。

 EPLで100号ゴールを記録した選手はソン・フンミンを含めて34人で、アジア人選手ではソン・フンミンが初めてだ。

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