合同参謀本部は同日、「午前7時23分ごろ、ピョンヤン(平壌)付近から日本海に弾道ミサイル1発を発射した」と明らかにした。ミサイルは通常より高い角度で発射され、約1000キロ飛行後、日本海上に落下したものと見られ、米韓情報当局が分析中だ。
通常射程3000~5500キロを中距離弾道ミサイル(IRBM)、5500キロ以上をICBMに分類するだけに、今回のミサイルはIRBM級以上の性能を持っているものとみられる。正常角度(30~45度)で発射された場合、5000キロほど飛行できたものと推定される。日本当局はICBM級である可能性を取り上げた。
さらに軍当局は、同日発射された弾道ミサイルに固体燃料が初めて使われた可能性を注視している。合同参謀関係者は弾道ミサイルに固体燃料を使用した可能性があるかという質問に「そのような内容も含まれる」とし「新しい体系の中距離弾道ミサイル(IRBM)級以上の弾道ミサイルを発射したものと見ている」と説明した。液体燃料とは異なり、固体燃料エンジンは事前に注入しておくことができ、迅速な発射が可能となり、移動式発射台に搭載する場合、隠しやすいという点で戦術的に価値が高いと知られている。
北朝鮮のミサイル挑発は先月27日、短距離弾道ミサイル(SRBM)発射以来17日ぶりのことだ。
また、北朝鮮は今月7日から南北共同連絡事務所と西・東海軍通信線の定期通話に応答していない。 北朝鮮が南北連絡網を絶ったのみならず、挑発までしてきたの米韓連合演習をはじめ、北朝鮮人権報告書の公開発刊などに反発するためだという分析が有力だ。特に、北朝鮮内最大の祝日である「太陽節」と呼ばれる故・キム・イルソン(金日成)主席の誕生日の15日に控えた時点で、内部結束を固めると同時に国防力を誇示する狙いもあるとみられる。
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