“職員動員して子会社不当支援”ロッテ七星飲料に罰金1億ウォン＝韓国

ロッテ七星飲料が子会社の市場退出を防ぐために本社の人員を不当支援した疑いで罰金刑を言い渡された。

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　13日、法曹界によると、ソウル中央地裁刑事33単独は独占規制および公正取引に関する法律違反の疑いで略式起訴されたロッテ七星飲料法人に先月31日、罰金1億ウォン（約1000万円）を科した。

　ロッテ七星飲料は2013年～2019年、自社職員26人を系列会社であり、100%子会社であるMJAワインに投入して会計処理、店舗管理、用役費管理、販売締め切りなど業務を代わりに遂行するよう支援した疑いをもたれている。

　MJAワインは2～3人の職員だけを雇用し、残りの業務は全てロッテ七星飲料職員が遂行したと調査された。業務を代わりに遂行した26人職員の給与は全てロッテ七星飲料が支給した。

　MJAワインは百貨店のワイン売り場を他のワイン小売業者と共同賃借した後、親会社であるロッテ七星飲料からワインの供給を受けて販売した。

　検察は赤字が続いたり、営業利益がほとんどなかったMJAワインが親会社の不当支援で費用を節減し、市場から退出されずに生き残ることができたとみている。

　検察はこのような行為で市場の公正な競争が制限されたとみて、ロッテ七星飲料を罰金1億ウォンで略式起訴した。