ソウル市のイ・ドンニュル報道官は17日午前10時、ソウル市庁で行われた定例会見で、「(焼香所の)自主撤去を強く要求している」とし、「撤去のマジノ線(時限)を定めてはいない」と明らかにした。
ソウル市は昨年1年間で約21万人の市民が参加した「本を読むソウル広場」をリニューアルし、これまでの週3日(金曜日~日曜日)の運営から市民の要請により週4日(木曜日~日曜日)に運営日数を拡大した。曜日別に、平日はサラリーマン特化、週末は「パパ・ママ幸福ゾーン」を運営し、すべての曜日に市民すべてが満足できる「開かれた野外図書館」として運営する。また、23日午後12時から3時までは開幕イベントも開く予定だ。
梨泰院事故の焼香所が設置されたソウル広場でこのようなイベントの実施が予定されていることで、行政代執行などの強制撤去の可能性がささやかれている。ソウル市も今月10日の定例会見で遺族の自主撤去をこれ以上待つことは難しいと強調した。
しかしイ報道官はきょうの定例会見では、「強制撤去という言葉を使ったことはなく、(行政代執行などの)事前法的手続きは行っている」とだけ述べた。
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