北朝鮮のチェ・ソンヒ(崔善姫)外相は21日、国営“朝鮮中央通信”を通じて公開された談話で「米国と西側諸国が百年・千年間認めなくても、われわれの核保有国の地位は否定できない厳然とした実体として残されることになるだろう」と伝えた。
チェ外相は「米国と西側諸国はわが核保有国の地位に対しああだこうだと言う権利はなく、彼らが何と言おうとわれわれの地位が変わることは何もない」とし「世界的な核列強としての朝鮮民主主義人民共和国の地位は、最終的であり不可逆的だ」とあらためて主張した。
つづいて「核保有国の地位は、誰かが与えたり認めてくれることで決まるものではない」とし「実際の核抑止力の存在とともに成立し、朝鮮人民全体の総意により採択された国家核武力政策法令に従って、国法として決まったのだ」と説明した。
北朝鮮は「昨年9月の最高人民会議で採択した核武力政策法により、核保有国の地位を確保することになった」という立場をとっている。
一方、G7の外相たちは今月18日、長野県軽井沢の会議で採択した共同声明を通じて、北朝鮮の度重なる弾道ミサイルを糾弾し、核実験の自制を求め「北朝鮮の核保有国の地位を認めない」と明らかにした。
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