同社はデータを活用した電動キックボードの配置はもちろん、バッテリー交換や修理などの運用能力向上にも力を入れている。IoT(モノのインターネット)を駆使して運用する共有モビリティは、バッテリーからの放電があると位置の把握が難しくなるだけでなく、共有という特性上、耐久性も弱まる。「スウィング」では約150人の自社運営担当社員が、すべての機器を管理している。
昨年初めに3万5000台程度だった「スウィング」の電動キックボードは、ことし約10万台に達した。繁忙期が始まった今月は、1日平均10万件以上の走行回数を記録。昨年同期に「スウィング」の月間アクティブユーザー(MAU)数が70万人程度だったのと比べれば、大きな成長だ。
同社は今後、四輪車によるモビリティ事業へ進出する。高級バンのカーシェア、定額リースなどへの事業拡大だ。同社はピーク時に高級バンと配達を、またそれ以外の時間には機器の運営と運転代行を行うといった構想を持つ。「スウィング」の全利用者は、現時点で250万人に達している。
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