部門別に見ると、ケミカル事業部門の売上高は前四半期比2.9%増の3928億ウォンを記録した。これは、天然ガスやエネルギー価格の下落によってアンモニア系、塩素系製品の国際価格と販売価格が下落したものの、定期補修の影響があった前四半期対比販売量が増加した影響とみられる。
グリーン素材事業部門の売上高は、前四半期比15.3%増の1322億ウォンを記録した。これは堅調な前方市場の需要増加により販売価格が上昇し、昨年上半期に完了したセルロース系食医薬用生産ラインの増設分販売が本格化したためだ。
一方、同社は今年2月、食医薬用生産ラインの追加増設に390億ウォン規模の投資を決め、2025年上半期までに完工する予定を立てている。最近、健康と環境を重視する消費トレンドの変化により、急速に成長している植物性医薬用カプセルや代替肉用素材市場で有利な位置を先取りする計画だ。
同社の関係者は、「第1四半期の実績は、セルロース系の先制的な増設による収益性の改善が目立ち、アンモニアや塩素系製品の販売価格が下落した影響を補った。今年2月に決めたセルロース食医薬用生産ラインの追加増設を通じて、植物性カプセルや代替肉など成長性の高い高付加用途市場で有利な位置を先取りするだろう」と述べた。
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