クォン・サンウ の最新ニュースまとめ
“悪い愛の罠にかかった3人の運命”を描いたKBS2TV『悪い愛』が、“陳腐なストーリー”の罠にかかり“悪いドラマ”へと転落している。
このドラマのために2年も待ったクォン・サンウと、ドラマに出演する度にヒットを生んだイ・ヨウォンが出会い、正統派純愛ドラマを披露するとして放送前から関心を集めたが、回を重ねるごとに視聴者たちは冷めた反応を示している。
リアリティに欠けるキャラクター、ありきたりなストーリーなどで、視聴者たちから“3流ドラマ”という評価を得ているもの。
ドラマの内容は大体こんな感じだ。
将来有望なチェリストナ・インジョン（イ・ヨウォン）はある日、既婚者イ・スファン（キム・ソンス）に出逢い、甘い言葉と共に一夜の愛に燃える。
不倫の内容を前面に押し出したストーリーではないかのように2人の関係は整理され、既婚者を愛したチェリストは全てを失くし、江原道（カンウォンド）の海辺で飲食店の女主人に変身する。
もう1人の主人公は、大企業会長の不倫相手の子供であるカン・ヨンギ（クォン・サンウ）。自殺した初恋の人（チャ・イェリョン/1人2役）を胸に江原道の海辺に訪れ、飲食店の女主人と出逢い愛を育む。
しかし、その恋もまた長くは続かない。カン・ヨンギとイ・スファンが義理の兄弟という事実が明かされながら、恋は終わりを告げる。
本格的なストーリーはここからスタートする。大企業を託されたカン・ヨンギは、裏切られた愛に復讐するとして、ナ・インジョンを責め始める。「お前のせいで台無しになった俺を見ろ」と、秘書としてそばに置いて困らせる。
イ・スファンはカン・ヨンギに復讐する姑息な手段として、カン・ヨンギの初恋に似ている女を利用する。会長カン・ヨンギ、秘書ナ・インジョン、社長イ・スファン、粉飾会計専門家イ・シニョン（チャ・イェリョン）が同じ場所に集まり、微妙な感情対立でドラマの緊張感を作ろうとするが、ドラマは志を成し遂げられずにいる。
視聴者とネティズン（ネットユーザー）は「クォン・サンウが出るから見ているが、もう疲れた」、「俳優たちの知名度がもったいない」、「3流ドラマの典型である記憶喪失や交通事故死亡のストーリーだけ出れば完成だ」などと、失望感を隠せずにいる。
ドラマは21日に放送される第14話を含め、第20話の最終回まで残り7話となった状態。視聴者たちは「リアリティに欠けるキャラクターとありきたりなストーリーが、どのように締めくくられるのかが気になる」と皮肉っている。
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