パブロ・ララサバルがドライブショットをしている。(画像提供:wowkorea)
パブロ・ララサバルがドライブショットをしている。(画像提供:wowkorea)
10年ぶりに韓国でおこなわれたDPワールドツアーと韓国プロゴルフ(KPGA)コリアンツアー共同主管大会の主人公は、スペイン出身のパブロ・ララサバルだった。

 ララサバルは4月30日、インチョン(仁川)市JACK NICKLAUSゴルフクラブコリアでおこなわれた大会の最終4ラウンドで6バーディー1ボギー5打を記録し、合計12アンダーパー276打で大会の初代チャンピオンとなった。DPワールドツアー通算8度目の優勝トロフィーを掲げ、優勝賞金34万ドル(約4600万円)を手にした。

 首位ロバート・マッキンタイア(スコットランド)と1打差の2位タイでスタートしたララサバルは、11番と12番ホールで連続バーディーとなり勝利を確実とし、15番ホールでバーディーを作りだしながら追撃者たちとの間をさらに広げた。ララサバルは大会後、「後半の9ホールで勝負をかける計画だった。10番ホールでボギーとなったが、11番ホールのバーディー以降、勢いに乗ることができた」と述べた。

 5月15日に40歳の誕生日を迎えるララサバルは「僕より40ヤードも遠くに打つ若い選手たちもいるのに、勝ててうれしい」と心境を伝えた。

 2013年に韓国で開かれた共同主管大会「バレンタインチャンピオンシップ」で6位タイに終わっているララサバルは「韓国でプレーするのが好きだ。いまは1番好きな国になった」と付け加えた。来年もディフェンディングチャンピオンとして出場するとの意志も示した。

 韓国選手ではパク・サンヒョンが最も高い3位タイに入った。パク・サンヒョンは「いつもより長い旅路だった。競技の最後に脚の筋肉が張った」と舌を巻きながらも、「それでもそれなりに良い成績で終えられて満足だ」と述べた。

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