検察は令状請求理由について、「選挙運動期間でないにもかかわらずフリーペーパーに自身を称揚する広告を掲載し、虚偽の事実を流布して他人の名誉を傷つけた。悪質な犯罪であるだけでなく、証拠隠滅の懸念がある」と説明している。許氏は昨年10月ごろに配布されたフリーペーパーに許氏を称賛し誇張した広告が載せられたことと関連し、選挙法違反容疑で捜査当局に数回にわたり調査を受けている。
検察はまた、朴元代表が先月13日、自身との結婚説など「虚偽の事実を流布した」として許氏を名誉棄損で告訴した件についても合わせて調査を進めている。これについて許氏は、「ハンナラ党公認の大統領候補を決める党内選挙の際に、一部の党員が朴元代表を後押しするため、党の統合を意味するつもりで『朴元代表と婚約すればいいだろう』と話したことがある」と述べ、そうした言葉が誤って伝わったものだと容疑を否認している。
検察はあわせて、許氏が2001年1月のブッシュ米大統領の就任当時にブッシュ大統領とともに撮ったという写真も合成写真に見えると指摘している。許氏はこの主張に対し、2001年1月のブッシュ大統領就任式直前に発行された米国のビザ、就任式パーティー招待状、会場案内状などを提示して潔白を主張している。
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