バリ島での中国人男女の死亡事件、現地警察「関係者から話を聞いている」＝中国報道

インドネシア・バリ島にあるリゾートホテルで1日（現地時間）に中国人男女が死亡しているのが見つかった事件で、現地の警察は7日、「約15人ほどの関係者から話を聞いて調査中」と明かした。

バリ島にある「インターコンチネンタル・バリ・リゾート」で1日、1組の中国人男女が死亡しているのが見つかった。男性は広西チワン族自治区出身の「Li Chiming」さん25歳、女性は江西（こうせい）省出身の「Cheng Jianan」さん22歳。

発見時、2人とも衣服を身に着けておらず、Liさんはホテルの廊下、Chengさんは部屋の浴室内で倒れているのを発見された。

警察関係者は7日、15人ほどの関係者から話を聞き調査中だとし、話を聞いている15人は「ホテルの従業員やホテルの位置に詳しい外国人など」と伝えた。

現在、2人の死因を解明するため、被害者の両親から許可を得て遺体の解剖が行われているという。検案の段階では、Liさんの体にはいくつかの刺し傷や切り傷が残されており、Chengさんの体には打撲の跡や擦り傷、首には絞められたような跡が確認されていた。

警察は解剖の結果が分かり次第、公式に発表するとした。