同社がサムスン電子と協業して半導体開発に乗り出したのは、米半導体大手エヌビディアへの依存度を引き下げる目的のほか、AIサービスに適合するチップがなかったことがある。イ取締役は今回の協業について「非常に高価で、かつ多くの電力を消費する従来の画像処理半導体(GPU)は、データセンターを設計し直す必要があるほどだった。そこで直接設計するのがいいという結論に至った」と説明した。
開発中のAI半導体については、根本からすべて設計し直したと話す。大きさは既存のGPUに比べ10分の1程度ながら、4倍以上の電力効率の良さを備える。半導体メーカーがこれまで作り上げてきた中核技術すらも再構築したという。
ネイバーがサムスン電子と共にAI半導体を販売することになれば、エヌビディアとは協力関係にあると同時に競合ともなる。イ取締役は「エヌビディアとの競争については、製品の発表時に明かす」と話した。
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