歌手のIU「いい日」など6曲を盗作した疑いで告発される＝韓国報道

歌手のIUが楽曲を盗作した疑いで告発された。IU側は「正式に連絡を受けておらず、盗作に関する虚偽の事実を流布した人に対しては強硬に対応する」との立場を示した。

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ソウル江南警察署によると10日、IUが他のアーティストの楽曲を盗作し、著作権法に違反したという内容の告発状が提出された。

告発の対象になったIUの楽曲は「ピンクの神(2013、イ・ミンス作曲)」「良い日(2010、イ・ミンス作曲)」「ポケベル(2018イ・ジョンフン作曲)」「可愛い(2009、ピージェイ、チェ・ガプウォン作曲)」「ブ」(2009、ハン・サンウォン作曲)「セレブリティ」(2021、ライアン、IU、海外ミュージシャン)だ。この中で「セレブリティ」はIUが直接作曲を、「ポケベル」はプロデュースを担当した。

告発者側は告発した背景について「過去数回にわたり盗作疑惑についての提起があったが、IUはいかなる釈明もせず、むしろそのような問題を提起したSNSなどを著作権侵害などとしてこれらの書き込みを削除させた」と明らかにした。

著作権侵害罪は被害を受けた人、すなわち盗作対象である著作権者が告訴してはじめて事件として受理される親告罪だ。しかし、今回の告発人は一般市民だ。

告発人は「営利目的にまたは常習的に関連法に違反した場合には例外的に告訴がなくても公訴を提起できる」という例外条項を根拠に告発状を提出したものとみられている。

IUの所属事務所のイダムエンターテインメントはこの日、立場を表明する声明文を出し、「現在のところ正式に捜査機関からの連絡を受けておらず、記事を通じて初めて告発の事実を知った」として「告発状の内容を把握中」と明らかにした。

また、今回の告発とは別に「これまで盗作疑惑を提起したオンライン上の書き込みなどに対して虚偽の事実の流布の疑いで捜査機関に告訴状を提出している状態」と明らかにし、本格的な対応を予告している。

続けて「人格の冒涜（ぼうとく）や名誉毀損（きそん）など悪質な書き込みを繰り返したり、虚偽の事実の流布を繰り返した場合、厳正に法的対処する」と強調した。