2022年における、世界のスマホ市場シェア。多い順にサムスン電子、アップル、シャオミ、vivo、オッポ、その他(画像提供:wowkorea)
2022年における、世界のスマホ市場シェア。多い順にサムスン電子、アップル、シャオミ、vivo、オッポ、その他(画像提供:wowkorea)
サムスン電子は6月末、ソウル市のカンナム(江南)駅に体験型店舗を開設し、その名称を「サムスン・カンナム」に決定したと11日、発表した。

店舗は地下1階から地上5階で、同社のモバイル機器やテレビ、生活家電など最新製品を展示する。また製品同士の連動を通じた、多様なライフスタイルも提案する計画だ。

さらにサムスン電子の業務や製品、サービスに関連した秘話を共有する「オフ・ザ・レコード」、社員の就業や会社生活に関連したストーリーを共有する「社内真味」といったセッションを月1回、行う。同店舗では、製品の販売も行っていくという。

同社は同店舗の開設に向けた準備を、2018年に事務所を置いていたビルの再建築が開始した段階から始めていた。そのため店舗の外観などは、同社店舗の独自性を持たせたものとなっている。

これにより江南駅周辺は、サムスン電子と米アップルが店舗を置き競争する地域となった。アップルは3月、韓国で5か所目の店舗となる「アップル江南」を開業していた。サムスン電子による江南駅への店舗開設は、アップルの決済サービス「アップルペイ」が韓国でサービスを開始すると同時に韓国市場を拡大しようとするアップルをけん制する意図があるものとみられる。


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