法曹界によると14日、ソウル中央地裁は特定犯罪加重法上の子ども保護区域致傷の容疑で起訴されたA容疑者に罰金500万ウォン(約50万円)と執行猶予1年を言い渡した。
A容疑者は昨年8月、ソウル・チュン(中)区のある駐車場から乗用車を運転していてスクールゾーンの道路に進入する途中、右側から現れた自転車に乗った12歳の子どもと衝突した。この事故によって、子どもは全治3週間の診断を受けた。
当時、A容疑者は徐行運転をしていたが、道路に進入しながら一時停止をせずに、子どもは「ながらスマホ」の状態で自転車に乗っていた。
裁判所はA容疑者がスクールゾーンに進入する前に停止しなかった責任が大きいと判断した。
裁判所は「児童保護区域では速度を減速しながら前方をよく見て、進入する道路に歩行者がいるかを確認する義務がある」とし「それでも被告人は駐車場から道路に入るとき、一時停止をせずに漠然と進入した」と指摘した。
ただし、子どもが「ながらスマホ」の状態で自転車に乗っていた点と被害者側がA容疑者に対する処罰を望まなかった点などは量刑に有利に作用したと明らかにした。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99