中国・上海、犬の散歩について注意したら…男児が頭叩かれ脳しんとう=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国・上海、犬の散歩について注意したら…男児が頭叩かれ脳しんとう=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国・上海市で、6歳の男児が「ペット進入禁止」エリアに犬を連れてきていた男を注意したところ、激高した男に頭を強く叩かれる事件が注目を集めている。

2日午前、男児Aくんは祖母と一緒にマンション敷地内にある公園を訪れ遊んでいた。そこにリードを付けていない犬が1匹現れ、Aくんと祖母に飛びかかってきた。犬の飼い主である男Bがそばにいたが、特に犬を止めることもせず、無視していたという。

そこで、AくんがBに向かって「おじさん、そこに書いてあるの(注意書き)を見てください。(ここは)ペットを入れてはいけないんです」と伝えた。Aくんが示した先には「ペット進入禁止」の張り紙がされていた。

注意をされたことに腹を立てたBは、「もう一度言ってみろ」とAくんに近づき、Aくんの右側頭部を強く叩いた。

同日夜、Aくんは嘔吐(おうと)、鼻血、意識消失などの症状を見せたため病院を訪れ、医師から「脳しんとう」の診断を受けた。

Aくんの父親が警察に通報し、Bは身柄を拘束された。現在、警察はBに対し刑事上の強制措置を取っている。

この事件が報道されると、ネットユーザーからは「人を殴った人は必ず裁かれるべき。それと、リードなしでの犬の散歩も罰せられるべき」、「これは犬の問題ではなく、人の問題」など、非難の声が上がった。
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