尹錫悦大統領は同日午後、日韓経済人会議に出席するために韓国を訪問した日本の代表団をヨンサン(龍山)の大統領室で迎えてこのように要請したと、韓国大統領室のイ・ドウン報道官が伝えた。
尹錫悦大統領は「日韓シャトル外交が回復されるまで12年が必要だったが、両国の首脳が往来するのに2か月もかからなかった」とし「両国が経済、産業、科学、文化、人的交流など幅広い分野にわたって具体的な協力案を議論しているだけに、両国の企業家らもスピード感をもって協力を推進してほしい」と述べた。
続けて、「今週末に広島で開催されるG7首脳会議でも日韓両国が保健、グローバルサプライチェーン、気候変動などグローバル懸案に対する協力をさらに具体化していくため、両国の企業も相互補完的な協力を通じてグローバル懸案に共同対応し、第3国にともに進出してビジネス機会の創出、グローバル問題の解決、発展途上国の経済成長への寄与などにおいて新たなビジョンを提示できるものと期待する」と強調した。
これに対して、日韓経済協会の佐々木幹夫会長は「両国政府間の対話が加速化されて、首脳間のシャトル外交が再開されたため、経済人らにとってはこの上なく喜んでいる」とし「尹錫悦大統領の英断と強い決断力に感謝する」と応じた。
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