SKネクシリスの井邑工場(画像提供:wowkorea)
SKネクシリスの井邑工場(画像提供:wowkorea)
精錬・非鉄金属専業の「高麗亜鉛」はこのほど、銅箔を製造する子会社「Kザム(KZAM)」に対し500億ウォン(約50億8390万円)の出資を決定した。銅箔工場の第1次増設に使用する予定だ。Kザムは2000年3月、高麗亜鉛の100%子会社として設立された。現在は年間1万3000トン規模の電解銅箔工場を完成させた状態で、年内に量産を開始する。高麗亜鉛は今回決定した銅箔工場の第1・2次増設を通じて、2027年まで銅箔の生産量を6万トンまで拡大する予定だ。

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韓国化学素材大手「SKC」の子会社「SKネクシリス」は昨年、チョンウプ(井邑)市にある工場を年産5万2000トンへと増設したのに続き、ことし下半期からは5万トン規模のマレーシア工場が稼働を開始する予定だ。また昨年、来年の量産開始を目指す、年産5万トンのポーランド工場が着工した。北米での工場設立も検討しており、2025年まで年25万トンの生産体制を構築する計画だ。

2次電池素材メーカー「ロッテエナジーマテリアルズ」は現在、マレーシア工場の生産ラインを増設中だ。第5・6ラインの年産規模を、6万トンまで拡大する。第7・8ラインの敷地も確保しており、すべて完成すれば年産量は9万トンまで増える。スペインにも2万5000トン規模の工場を建設中で、完成は2024年の予定。2027年までに年産量23万トンを目指している。


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