16日米国の自由アジア放送(RFA)によると、ピョンアンプクド(平安北道)のある消息筋は前日、「中央(社会主義愛国青年同盟)で12日、青年らの間で携帯電話を通じ異色的な生活風潮(韓国式の歌唱法を使った北朝鮮の歌、出処不明の画面編集物、韓国の言葉を使ったメッセージなど)を入力し持ち歩く現象と関連し、内部指示文が下された」とし、「指示文では青年らの間で携帯電話を利用し不純録画物を視聴する行為に対してはわずかな容赦もないことを再度警告しており、青年らは緊張している」と明らかにした。
消息筋は、「中央青年同盟の指示により今月初め、平安北道の青年同盟委員会で抜き打ち的に青年同盟員らを集めた後、携帯電話の使用に対する集中検閲を実施した」とし、「新ウィジュ(義州)市で携帯電話に韓国の言葉を使用したメッセージ、占いの方法、中国の漫談など異色的な録画物を携帯電話に保存していた数十人の青年らが摘発され、この問題が中央に報告された」と伝えた。
北朝鮮では韓国の映像や歌、中国の漫談、中国の朝鮮族自治区で制作されたハングルの映像や歌、占いの方法などが異色的な録画物とみなされている。
今回の抜き打ち検閲は、青年らの間で異色的な録画物の視聴現象がなくならないため、全国的に実施されたと伝えられた。
消息筋は、「今回提起された対象は、『反動思想文化排撃法』19条(携帯電話を通じた視聴、流布の禁止)と『青年教養保障法』41条の青年がしてはいけない4項(不純出版宣伝物を流入、製作、複写、保管、流布、視聴する行為)に該当し、厳重な処罰を受けるものとみられる」とし、「罪名が軽い対象でも最高5年の労働教化刑に処されるものとみられ、厳重な対象はそれ以上の労働教化刑を受けるとみられる」と話した。
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