5月3日、1段目と2段目を結合した状態で組み立て棟に保管されているヌリ(韓国航空宇宙研究院提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
5月3日、1段目と2段目を結合した状態で組み立て棟に保管されているヌリ(韓国航空宇宙研究院提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国が独自開発した初の国産ロケット「ヌリ」は3回目の打ち上げを1週間後の24日に控え、1段目から3段目までの総組み立てを終えて打ち上げのための完全な形を整えた。事業主体の韓国航空宇宙研究院は17日、「これまでのところ問題なく進んでいる」とし、「今週末まで作業すれば打ち上げ準備が終わることになる」と説明した。

 

 ヌリは次世代小型衛星2号など実用レベルの衛星を初めて搭載し、24日午後6時24分に南部の全羅南道・高興の羅老宇宙センターから打ち上げられる予定。

 先週にロケット上部の3段目全体の組み立てを終え、この日、1・2段目と3段目の機体を機械的・電気的に結合する作業を行った。

 今後は内部に問題点がないかなどを点検し、21日には衛星をすべて搭載する。22日に運搬台車に積まれ、23日に発射台に移動した後、24日の打ち上げに備える計画だ。


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