カカオモビリティは2018年9月、モビリティテクノロジーズの前身であるジャパンタクシーに15億円を出資し、協力を開始した。2019年にはカカオモビリティが、配車サービス「カカオT」のローミングサービスを日本で提供開始している。
今回の会合で両社は、コロナ禍を経てタクシー運転手が減少した現状に対しタクシーサービスの供給を拡大し、配車を効率化する方針について議論していくことを決めた。
両社間の連動をより密にして、移動性の向上にも注力する。現在、日本で「カカオT」を使って「GO」のサービスを利用することはできるが、逆はいまだ不可能だ。カカオモビリティは「今後『GO』と『カカオT』の双方向の連動が実現すれば、韓国のタクシー業界の需要拡大にも貢献できるだろう」と話した。
さらに両社は中長期的な課題である「グローバル・モビリティ・アライアンス」(仮称)の立ち上げについても意見を交わした。これは、世界の配車サービス事業者との協力を模索する趣旨を持つ。カカオモビリティは「世界の配車サービス事業者によるアライアンスを構築すれば、日韓のプラットフォーム間だけの協力を越え、観光産業の活性化にも寄与できる」と話した。
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