【高興聯合ニュース】韓国科学技術情報通信部の李宗昊(
イ・ジョンホ)長官は25日、南部の全羅南道・高興の羅老宇宙センターで記者会見を行い、韓国が独自開発した国産ロケット「ヌリ」の3回目の打ち上げが成功し、搭載していた人工衛星の軌道投入にも成功したと発表した。 ヌリは次世代小型衛星2号など実用レベルの衛星を初めて搭載し、午後6時24分に同センターから打ち上げられた。韓国航空宇宙研究院によると、打ち上げの全過程が正常に行われた。 李氏は「次世代小型衛星2号については南極の世宗基地で信号を受信したことを確認した」と説明。今回の打ち上げ成功の意義について「ヌリの飛行性能を確認し、信頼性を確保したと同時に、さまざまな衛星の運用や宇宙探査といった可能性を改めて確認する契機になった」と強調した。 ヌリに搭載されていた8基の衛星のうち7基は分離の成功が確認された。残り1基については確認に時間を要するという。 同研究院のコ・ジョンファン韓国型発射体高度化事業団長は「最も重要な部分はヌリが目標高度に到達し、次世代小型衛星2号を安全に分離すること」とし、今回の打ち上げが成功したと評価した。
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