”同性メンバーに性暴行”元アイドル、1審で執行猶予付判決(画像提供:wowkorea)
”同性メンバーに性暴行”元アイドル、1審で執行猶予付判決(画像提供:wowkorea)
6人組男性アイドルグループの元メンバーが、同じグループのメンバーに性暴行を加えた疑いで、1審で懲役刑が言い渡された。

 30日、ソウル中央地裁は、強制わいせつと類似強姦(ごうかん)容疑で裁判に移されたA被告に対し、懲役2年6か月・執行猶予3年を言い渡した。また、80時間の性暴力治療プログラム履修を命じた。

 裁判部は、被害者の証言が具体的で一貫性があると判断。A被告の容疑をすべて有罪と認め「犯行の手法や回数、被害者の年齢などを考慮すると、罪質は非常に悪い。被害者は、この事件によって強い性的不快感と精神的ショックを受けている」と説明。また「A被告が過ちを反省し、被害者と合意した点、初犯である点などを考慮した」として量刑の理由を明かした。

 なお、A被告は強制わいせつ容疑を認めて反省の言葉を述べているが、類似強姦容疑については否認していると伝えられた。

 一方、A被告は2017年から2021年まで宿舎や練習室などで、同じグループに所属していた同性メンバーの身体を触ったとして起訴された。事件後、A被告はグループを脱退した。

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