ソウル市は同日午前6時41分、「本日午前6時32分、ソウル地域に警戒情報を発令。国民は避難の準備をして、幼児と高齢者を優先的に避難させるように」という内容の緊急災難メッセージを送信。
また、合同参謀本部はこの日、「北朝鮮が南方向へ『北が主張する宇宙発射体』を発射した」と明らかにした。これに先立ち、北朝鮮は「人工衛星を発射する」と事前通告していた。
しかし、その後ソウル市は「誤報」だったと発表。およそ20分後の午前7時3分、行政安全本部は「午前6時41分、ソウル特別市に発令されていた警戒警報は誤報だったことをお伝えする」とのメッセージを改めて送信した。
平日の早朝、多くの市民が出社や登校の準備をする時間帯に送信された緊急速報にソウル市民は不安と驚きの声を上げたが、すぐに「安心した」との反応を見せた。
出社準備をしていたという30代のパクさんは「サイレンの音が鳴り響き、民間防衛側から『実際の状況です』という言葉が繰り返され、これは大ごとだと思った」とし、「ニュース検索をしていたところ、誤報だというメッセージが送られてきた」と当時の状況を振り返った。
また、20代のホンさんは「寝ていたところ、サイレンの音に驚いて飛び起きた。最初は何のことか分からなかった」とし、「20分後、誤報だと聞いて…声も出なかった」と明かした。
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