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ソウル警察庁反腐敗・公共犯罪捜査隊はシン議員を先月26日、応急医療法違反の疑い(救急医療などの妨害禁止)で、ソウル中央地検に不拘束送致したと発表した。この他に職権乱用および業務妨害など他の疑惑に対しては、嫌疑なしとして不送致した。
警察によるとシン議員は昨年10月29日、ソウル・ヨンサン(龍山)区の梨泰院事故発生直後の30日午前1時45分ごろ、自身が勤務していた明知病院の災難医療支援チーム(DMAT)ドクターカーに同乗して現場に到着した。この過程で該当のドクターカーがシン議員を自宅から乗せて、現場到着が遅れたとの疑惑が提起された。
国会保健福祉委員会所属のイ・ジョンソン「国民の力」議員が保健福祉部(部は省に相当)から受け取った「災難拠点病院DMAT別出動時間」資料によると、該当ドクターカーはキョンギド(京畿道)コヤン(高陽)市所在の明知病院から約25キロ離れた梨泰院事故現場まで移動するのに約54分がかかった。
同じ距離にあるブンダン(盆唐)チャ病院(25分)およびハンリム(翰林)大学病院(21分)よりDMATが20~30分ほど遅れて到着したのだ。遠く離れたアジュ(亜洲)大学病院(36キロ)DMATも26分で現場に到着したという。
これに対して、市民団体「庶民民生対策委員会」は先月20日、シン議員を職権乱用、公務執行妨害、強要、応急医療に関する法律(応急医療法)違反などの疑いでソウル警察庁に告発した。続けて、昨年12月21日、イ・ジョンベ「国民の力」ソウル市議員もシン議員を威力による業務妨害の疑いでソウル警察庁に告発状を提出した。
警察は捜査に着手して昨年末、明知病院から梨泰院事故当日、DMAT運営と関連した資料の提出を受けた。ことし1月20日、シン議員を初めて被疑者として召喚して調査し、これに先立って該当ドクターカーに同乗していた医師や看護師などの医療スタッフを参考人として呼んで調査した。
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