クォン・サンウとキム・ヘソン主演ドラマ『悲しき恋歌』のラストシーンに挿入され<sg WANNA BE+>の存在を日本に広めたセカンドアルバムの『生きて』が始まると、ファンからは一斉に歓声が上がった。続いてチェ・ドンハが2004年のデビュー後に初めてファンの前で歌った曲『Timeless』を紹介し、ハーモニーを聴かせた。チェ・ドンハは抽選で選ばれたファン3人をステージに招き、『愛して本当に良かった』を一緒に歌ったほか、この様子を撮影したフィルムと、直筆サイン入りの記念Tシャツを贈った。その後、チェ・ドンハが出演したミュージックビデオが流れ、会場を訪れたファンのために新曲『あいたい』を初めて披露した。
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次いで同じ事務所に所属する歌手らによる特別ステージが設けられ、女性デュオ<ダビチ>が力強い歌唱力で観客を魅了した。デビューアルバムから『憎くても愛してる』を紹介すると、続いて小柳ゆきの『あなたのキスを数えましょう』を日本語で歌った。次に新人グループの<超新星(チョシンソン)>が登場すると歓声を上げるファンが続出し、すでに日本のK-POPファンの間で超新星が知られていることを立証した。力強いダンスと歌で新人らしからぬ堂々としたステージで『Hit』など2曲を熱唱した。
コンサート後半は<sg WANNA BE+>の各メンバーによるソロステージとなった。キム・ジノは父親と死別後の母親と2人での苦しかった生活などを映像で紹介し、『父さんの靴』と、安全地帯の『恋の予感』を歌った。キム・ヨンジュンは通貨危機の際に父親が事業に失敗したことと夜逃げ、差し押さえを経験したことを振り返り、「金の前には情け容赦ないことを幼心に悟った。父が泣いてわびる姿を初めて見た」と話すと、『スズメバチ』『無条件』などを歌った。チェ・ドンハは音楽をやりたくてもレッスン料が払えなかった無名時代、2002年11月にソロアルバムをリリースしたがヒットせずスランプに陥ったこと、ラストチャンスと思いリリースした<sg WANNA BE+>のファーストアルバムが大成功となったことなどを紹介し、苦しいときに力になったというNirvana(ニルヴァーナ)の『Smell like teen Spirit』、Aero Smith(エアロスミス)の『DuDe』を熱唱した。
場内に照明がつきメンバーがステージを去ってもアンコールの声はやまず、ファンの声援にこたえステージに戻ってきたメンバーはFrank Sinatra(フランク・シナトラ)の『My Way』と、サードアルバムの『僕の人』で東京公演を締めくくった。
公演を見に来たある日本人記者は「3人の<sg WANNA BE+>が奏でるハーモニーを直接聴けるのもこれが最後だと思うと涙が出る」と語った。メンバーのチェ・ドンハは5月限りで脱退することが決まっている。
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