KAISTの人工衛星研究所が開発した主衛星の次世代小型衛星2号は、初期運用が順調に進んでいる。共に搭載されたキューブサット(超小型衛星)7基のうち、信号が確認された5基も姿勢制御など任務開始に向けた準備段階に入った。
次世代小型衛星2号は搭載した合成開口レーダー(SAR)アンテナをはじめ、姿勢制御システム、電力系、推力装置などが正常な状態を維持しているという。
同研究所の次世代小型衛星2号事業団長は聯合ニュースに「打ち上げ以降に数十回、計画通りに信号の受信が行われた」とし、「今週から搭載体の機能点検に入る」と明らかにした。初期運用プロセスが順調に進んでいるとしながらも、「(衛星から)映像を取得するまでは気を抜けない」と語った。
次世代小型衛星2号は打ち上げから1か月かけて衛星本体の細部機能を点検する。3か月以内に全ての搭載体の細部機能点検を終えれば、正常な任務遂行に向けた衛星状態の最適化が完了する。
Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40