「ハイパークローバーX」を紹介する、ネイバークラウドのキム・ユウォン代表(画像提供:wowkorea)
「ハイパークローバーX」を紹介する、ネイバークラウドのキム・ユウォン代表(画像提供:wowkorea)
韓国科学技術情報通信部はこのほど、同部と韓国知能情報社会振興院(NIA)が推薦する「民間先端人工知能(AI)活用支援事業」(予算は20億ウォン=約2億1429万円)の事業者を審査し、その結果を発表した。これによりIT大手のネイバーと通信事業者のKT、AI事業を手掛けるマウムAI、同業のバイブカンパニーが選出された。

通信事業者のSKテレコム(SKT)とLG電子、カカオなどは今回、選考から漏れた。一方、選出された4社のAIを活用する企業には、民間企業と公共機関合わせて125機関が選出された。

ネイバーは韓国語データを言語モデル「GPT-3」の6500倍以上学習した巨大AI「ハイパークローバーX」を、8月までに公開する予定だ。またKTの巨大AI「ミドゥム」では、ハイパーパラメータが2000億以上に上るモデルの確保を目指している。

科学技術情報通信部とNIAは、企業に対しAIサービスの企画と開発、既存サービスの高度化、データ学習などにおけるコンサルティングを行う。さらに4社のAIを使用する企業が、AIプログラムの開発環境をサービスとして提供するAlaaSの開発や学習モデルの高度化を目標として使う巨大AIソリューションの利用なども支援する。

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