試合後、U-20イタリア代表のカルミネ・ヌンツィアータ監督は韓国について「力強いチーム」とし、「ペ・ジュンホが印象的」と明かした。
キム・ウンジュン監督が率いる韓国代表は9日(日本時間)、アルゼンチンで開かれている「FIFA U-20ワールドカップ」ベスト4(準決勝)で、イタリアと対戦。この試合で韓国は、イタリアに1-2で敗れた。
試合は、前半14分にイタリアが先制。しかし韓国が前半20分にPKを得ると、MFイ・スンウォンが冷静にゴールを決めて試合を振り出しに戻した。
再び試合が動いたのは、後半41分だった。PA手前でFKを得たイタリアは、FWシモーネ・パフンディが左足で決めて勝ち越しゴールに。これが決勝点となり、イタリアが2-1で勝利して決勝進出を決めた。
試合後、イタリアのカルミネ・ヌンツィアータ監督は「(韓国は)予想していたとおりだった。韓国選手たちが試合のリズムをつくり、良いプレーを連発していた」と称賛。
また「背番号10の選手が特にすばらしかった」とし、韓国チームの攻撃の”核心”として活躍しているMFペ・ジュンホを挙げた。
2017年、2019年の大会では準決勝で破れ、3位、4位と悔しい結果に終わったイタリア。今回史上初めて、同大会で決勝に進出し新たな歴史を刻んだ。
一方、惜しくも決勝戦進出を逃した韓国だが、次は3・4決定戦が待っている。その対戦相手は、イスラエルに決定した。3位決定戦は、11日(日本時間12日)に行われる。
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