大韓商工会議所は9日、釜山のホテルで日本商工会議所とともに「第12回日韓商工会議所首脳会議」を開催し、共同声明を発表した。今回の日韓首脳会議は、2017年以降6年ぶりの開催である。
大韓商工会議所のチェ・テウォン (崔泰源)会長(SKグループ会長)は、あいさつの辞で「日本は韓国の非常に重要な経済協力パートナーだ」とし「両国は新型コロナウイルス感染症など困難な状況の中でも、全交易量はここ数年間同じような水準を維持している。これは地理的な面だけでなく、経済的に相互依存性が高いことを証明している」と強調した。
つづけて「私は、釜山万博共同誘致委員長でもある」とし「釜山万博は全世界的な挑戦課題を解決するための努力の一部であり、まもなく開かれる2025年の大阪・関西万博とも、一つのソルーション・プラットフォームとしてつなげようと思う」と語った。
日本商工会議所の小林健会頭は「日本と韓国の産業界は相互補完の関係であり、食べ物・着る物から半導体に至るまで供給網が築かれている。日韓の経済界はより一層切っても切れない緊密な関係にある」とし「両国の関係は、低出産・高齢化など多様な分野において共通した社会課題を抱えており、日韓の企業が未来志向的な経済協力を推進することは非常に重要なことだ」と力説した。
この日の共同声明には「大韓商工会議所は2025年の大阪・関西万博に積極的に参加し、日本商工会議所は2030年の釜山万博の誘致実現のため協力する」という内容が盛り込まれた。
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