ネットユーザーが載せたチョン・ユジョン容疑者の修正写真(画像提供:wowkorea)
ネットユーザーが載せたチョン・ユジョン容疑者の修正写真(画像提供:wowkorea)
オンライン課外アプリで会った同年代の女性を殺害し、遺体を遺棄したチョン・ユジョン(23)容疑者の顔をフォトショップで修正した写真がネット上で拡散している。

チョン容疑者がメガネを外した顔、化粧をした顔など、より様々な状況に応じた姿を演出していた。実際、先月26日に公開されたチョン容疑者の証明写真については、SNSなどで「いつの写真なのか」、「見分けがつかない」などの意見が出てきた。このため、韓国も米国のように凶悪犯罪被疑者の場合、当初から今の姿を赤裸々に撮った‘マグショット’(拘禁過程で撮影する犯罪者の顔写真)を公開すべきだとの声も出ている。

9日、多数のオンラインコミュニティには、‘チョン容疑者がダイエットをして化粧した時の写真’、‘チョン容疑者のメガネを外してみた’などのタイトルでチョン容疑者の顔を修正した写真が載せられた。

写真にはメディアを通じて公開されたチョン容疑者の写真に化粧をしたり、メガネを外した姿などが確認された。本文とコメントの中には‘出所後は「このような姿かもしれない。気をつけろ」などの内容もあった。

チョン容疑者の事件以降、犯罪者のマグショットを公開すべきだとの声が再び高まっている。

チョン容疑者は検察に送致される時、帽子をかぶり、マスクを目の下まで上げて顔を確認することはできなかった。

これに関し、昨年12月にタクシー運転手と同居女を殺害した容疑で拘束されたイ・ギヨン(31)容疑者の顔写真が公開された時も実際の姿とは異なるとの指摘があった。同年9月、シンダン(新堂)駅殺人事件でチョン・ジュファン(31)容疑者の顔写真が出た時も状況は似ていた。警察が公開した証明写真とその後、検察に移送され、取材記者たちが撮った顔は大きく異なる姿だった。

逮捕後、マグショットが公開されたのは2021年12月、ソウル市ソンパ(松坡)一家殺害事件のイ・ソクジュン容疑者だけだった。

一方、チョン容疑者のサイコパス指数は連続殺人犯カン・ホスン容疑者より高いことが分かった。

警察が最近、チョン容疑者を相手にサイコパス診断検査をしてみたところ、サイコパス指数は28点台とカン容疑者(27点)を上回った。

チョン容疑者は先月26日の午後5時40分頃、プサン(釜山)市クムジョン(金井)区にある被害者の家で凶器を使用して被害者を殺害した後、遺体を遺棄した。

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