中華ドラマ「宮廷恋仕官〜ただいま殿下と捜査中〜」1話では、楚楚(そそ、スー・シャオトン扮)が都で検視官の試験を受ける様子が描かれた。
時代は9世紀の唐。第20代皇帝 宣宗が世を治めていた。宣宗は特別に三法司と呼ばれる機関を設立し、蕭瑾瑜(しょうきんゆ、ワン・ズーチー扮)に統括を任せた。三法司の事件処理は非常に重要な仕事であり、毎年都で試験が行われる。楚楚も商人の車に乗って都にやってきた。
楚楚が都に入ると、ある老人と商人の車がぶつかってしまう。老人は足をぶつけて起き上がることができないと話し、このままでは商売ができないため賠償金を支払うように言ってきたのだった。運転手はすぐに賠償金を支払うことを承諾した。楚楚が老人を観察してみると傷は偽物で、青年が老人のフリをしてお金をだまし取っていることがわかった。その老人が自分のうそがバレたことに気付き、その場から逃げようとした時、その場に居合わせた大理寺の景翊(けいよく、ヤン・ディンドン扮)に連行されることとなった。景翊は楚楚に興味を持ち、話をすると楚楚が検視官であることを知ったのだった。楚楚は試験を受けにやってきたが会場に入れないのではと心配した。そんな楚楚に景翊は令牌を渡した。
楚楚は初日の試験に合格し、今日の試験にも合格すれば三法司に入ることができる。三法司の検視官の試験は木こりの死体を検視するものだった。楚楚は木こりが雷に打たれて死亡したと推定した。楚楚の検視の様子を主任検視官である蕭瑾瑜がびょうぶの後ろで静かに見守っていたのだった。
試験の次の課題は傷の検査だった。元々の試験課題であった「生きた死体」が急に腹を下してしまった。外で試験を待っていた楚楚は蕭瑾瑜の額に傷があるのをみると試験課題だと勘違いし、傷の状況を詳しく説明した。試験監督を担当していた景翊は笑いを堪えることができず、もう一人の記録を担当する試験監督は緊張した面持ちだった。楚楚が他の傷の状況を確認するために服を脱がせようとした時、蕭瑾瑜が楚楚を止め、楚楚の検査が全て正しいと答えた。楚楚が不思議に思っていると、試験監督の2人が蕭瑾瑜に頭を下げる姿を見て、自分が試験課題だと思っていた人物が三法司の主任検視官であることを知ったのだった。
三法司の裏庭で蕭瑾瑜は楚楚に検視結果に関する話をした。蕭瑾瑜は楚楚を連れて事件現場を訪れることにした。すると宿屋の店員が楚楚が宿泊費を払っていないと言い出した。楚楚はペンダントを置いていったと話したが、宿屋の店員はペンダントには一千の価値もないと言い張ったのだった。蕭瑾瑜は景翊にお金を払わせた。お金を受け取った宿屋の店員はさらに検視官が泊まった後の部屋に誰も来たがらないと言い出し、さらにお金を払うように言った。蕭瑾瑜は宿屋の店員が三法司の前で客をいじめていると言い出し、店員は顔色を変えて跪き謝罪をしながらペンダントとメモを置いて逃げて行った。蕭瑾瑜は部下である吳江(こごう、リン・シャン扮)に旅館までついて行くように言ったのだった。
[予告]宮廷恋仕官~ただいま殿下と捜査中~
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