【ソウル聯合ニュース】2030年国際博覧会(万博)の釜山への誘致を目指す韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は13日の閣議で、20~21日(現地時間)にフランス・パリで開かれる博覧会国際事務局(BIE)の総会に出席する計画を明らかにした。 30年万博の開催地は11月末の次回総会で加盟国の投票により決まる。釜山のほか、サウジアラビア・リヤドとイタリア・ローマ、ウクライナ・オデッサが名乗りを上げている。 尹大統領は「これまで万博誘致のため、政府と民間、中央と地方がワンチームとなって全方位的な努力をしてきたし、私も海外の首脳と会うたびに支持を要請してきた」と強調。「171の加盟国が参加する(今回の)総会でのプレゼンテーションは釜山が持つ差別化したビジョンを見せる機会になる」と述べた。 パリにはサムスン電子の李在鎔(
イ・ジェヨン)会長やSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長、現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長、LGグループの具光謨(ク・グァンモ)会長の韓国4大企業グループトップを含む大規模な経済使節団が同行する。万博誘致に関する国会特別委員会所属の与野党議員も現地を訪れる。 大統領室高官は聯合ニュースの取材に対し、「万博誘致を必ず成功させるため、国の力を総動員する」と強調した。
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