サムスン電子がイスラエルのインバーター製造と提携、ネットゼロ・エネルギーハウスの拡大へ=韓国報道(画像提供:wowkorea)
サムスン電子がイスラエルのインバーター製造と提携、ネットゼロ・エネルギーハウスの拡大へ=韓国報道(画像提供:wowkorea)
「サムスン電子」は13日、インバーターの開発などを手掛けるイスラエルの「ソーラーエッジ」と、パートナーシップを締結したと発表した。これによりソーラーエッジが住宅に太陽光パネルを設置して発電できるようにする一方、サムスン電子の家電製品管理アプリ「スマートシングス・エナジー」で、太陽光パネルとエネルギー貯蔵システム(ESS)によるエネルギー量をモニタリングできるようになる。

同社は2021年、ハンファグループでハンファソリューションの太陽光発電部門である「ハンファQセルズ」と協力したのを皮切りに、多様な太陽光発電事業者と提携を進めてきた。ソーラーエッジとの協業においては、欧州での事業拡大に向けた足掛かりを築くものとしている。

サムスン電子は6月末から「スマートシングス・エナジー」において、時間別の炭素集約度情報も提供する。炭素集約度は、1キロワット時を消費した際に発生する、炭素排出量を指す。利用者は家電別の炭素排出量の予測値を見て炭素排出を実感できるほか、炭素集約度が低い時間帯を選んでの家電使用が可能となる。

さらに同社は、ピーク時にエネルギー使用を自発的に減らせば、地方自治体がインセンティブを提供する「住民DR(デマンド・レスポンス)サービス」を、韓国から世界に拡大していく。





Copyrights(C)wowkorea.jp 101