ロシア極東地域であるナホトカ港の渓谷で、北朝鮮の船舶1隻が確認された。
15日、「米国の声(VOA)」の報道によると、船舶のリアルタイム位置情報がわかる「MarineTraffic」地図には、北朝鮮船舶「グムヤ号」がナホトカにあることが確認できる。この視点からナホトカ港までの距離はおよそ6キロで、入港を前に停泊中と推測される。
北朝鮮船舶がロシア海域で発見されるのは、北朝鮮当局が新型コロナウイルス発生により国境を封鎖してからおよそ3年ぶりのことだ。当該資料によると、先ごろ北朝鮮船舶がウラジオストクなど、ほかのロシアの港に寄港した痕跡はない。
現時点では、最も近い港であるナホトカ港に入港すると予想されているが、現在の停泊地でほかの船舶に物品を積み替える可能性もある。
「グムヤ号」は、中国に石炭を違法運送していた前例がある。これに先立ち、国連安保理対北制裁委員会専門家パネルは昨年、年次報告書を通して「グムヤ号」が2021年5月9日、清津(チョンジン)から石炭を出荷し、5日後の14日に中国・寧波(ニンポー)-舟山(シュウザン)海域に到着したと伝えた。
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