【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は15日午後7時25分ごろから同37分ごろにかけて平壌の順安付近から朝鮮半島東の東海に向けて弾道ミサイル2発を発射した。発射したのは短距離弾道ミサイルだという。 北朝鮮の弾道ミサイル発射は4月13日に固体燃料式の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」を試射して以来。 この日の北朝鮮の発射は、韓米両軍が先月から韓国で実施している「連合・合同火力撃滅訓練」に反発したものとみられる。北朝鮮は発射の直前に国防省報道官が「警告」を発している。 同報道官は韓米の訓練に言及したうえで「われわれの武力は敵のどのような形態の行動と挑発に対しても徹底的に対応する」と威嚇した。 「連合・合同火力撃滅訓練」は韓米が最新兵器を投入し、敵の挑発に対する報復・撃滅能力を示すもので、1977年に始まった。今回は韓国軍創設75周年と韓米同盟70周年を記念し、過去最大規模で実施された。韓米両軍は先月25日から訓練を5回実施しており、この日は韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が訓練を視察した。
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