これは、先月31日の偵察衛星発射失敗以降およそ半月ぶりのことになる。また弾道ミサイルの発射としては、4月13日以降およそ2か月ぶりの発射となる。
合同参謀本部は「北朝鮮の弾道ミサイルはそれぞれ780キロメートル飛行した後、東海上に弾着し、これに関する詳細やさらなる挑発については韓米当局が総合的に調査している」と伝えた。
つづけて「北朝鮮の弾道ミサイル発射は、朝鮮半島はもちろん国際社会の平和と安定を害する重大な挑発行為だ」とし「国連安保理決議を明白に違反したものだ」と強く糾弾し、これを直ちに中断することを求めた。
北朝鮮のこの日の挑発は、米韓火力撃滅訓練への反発によるものだとみられている。
ユン・ソギョル(尹錫悦)韓国大統領はこの日 “2023連合・合同火力撃滅訓練”を主管し、「力による平和具現」のための韓国軍の作戦遂行能力を点検した。
北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”は、このことに関する北朝鮮国防省による警告のメッセージを発表した。
北朝鮮はメッセージを通じて「南朝鮮(韓国)の駐屯米軍と傀儡(かいらい)軍は、各種の攻撃用武装装備を大々的に動員し、わが国を狙った “連合・合同火力撃滅訓練”というものを繰り広げている」とし「地域の軍事的緊張を一層高める傀儡軍当局の挑発的で無責任な行動を強く糾弾し、これを厳重に警告する」と伝えた。
つづけて「わが武力は、敵たちによるいかなる示威性行動や徴発にも徹底して対応する」と付け加えた。
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